悪魔の血を継ぐ者





だからお父さんとお母さんは―――…





「そんな存在のお前が」





グサグサと





「記憶を無くしたとはな。」





神宮司蒼空の声が、





「のんきなヤツだ。」





容赦なく降り注ぐ。





「…ふざけるのも大概にしろよ。」





怒りを宿したその瞳に、





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