夢幻の姫君

教室にて 大嵐

疲れた… 
月曜日なのに

「疲れた顔してんね~ イケメンのこと考えて寝れなかった?」

ニヤニヤ顔で聞いてきた。そうでないとわかって聞いてやがるなこいつ…
 普段はありえないけど、今回はとりあえず当たっているし

「うん」

というより、心労で死にそうでしたよ。ええ。

「はっ?」

ののは信じられないみたいで停止した。

「のの聞い『HR始めるぞ~』

チッ 先生来たし

「このクラスに転入生がやってきたぞ。まあこの学年に2人来たがその一人だ。入れ」

えっ… いやまさかね。二人って言ったし

「イケメンかなぁ」

のの、私の話はどうでもいいのかい?
 お姉さん、悲しいよ…

ガラッ
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