夢幻の姫君

日常と壊れる前触れ

 ピッ ピピッ

  パシッ

 「夢、か」
 
 夢にしては、リアルな夢だったなぁ
汗かいてるし

 「朝よー 遅刻するわよ!!」

 え、と思い時計を見る

 ―――7時20分

 「やばっ、家出る時間じゃん!!」

 急いで制服を着る

  「ご飯は~?」

 「おにぎり食べながら行く!!
   いってきまーす!!」

   「気をつけてねぇ~」


 緩い!! いつもながら 緩すぎっ!!

  自転車をハイスピードでこいでいく
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