偶然聞こえたその音が


プルルループルルルー

電話だな


私は電話を無視した
きっと母が出るだろう


「もしもし」

やっぱり母が出た


私は読み始めた本に
視線を戻す


「えっ!!」


母の驚く声がした


とくに気にしなかった


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