BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
言葉が出てこなくて困ってるあたしに弘さんは少し腕に力を入れた。





「無理強いはしないから、何も負担に思うことはねぇよ」




弘さんはほんと優しい。

あたしが負担だと思ってるかと気にかけてくれてるんだ。


違うのに…。




「あの…そうじゃなくって」


「ん?」


「信じられなくて…あたしなんかをどうしてって…」




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