BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
あたしはうんと頷いた。




「連絡しろって言われたらしいが嫌ならするな。分かったか?」


「はい……」


「お前が嫌なら二度と会うな」


「はい……」


「何か不安になったらすぐに俺に言え。いいな?」


「はい」





こんなにあたしの事ばかり考えてくれてる。



あたしは自分の事ばかり考えているのに。





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