BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
たまにいるんだよね。

こういうお客さん。



付き合いかなんかできたけど、自分はその気がないってやつ。



なにもサービスをしないとうるさい店もあるけど、うちの店はそんなにうるさくない。



だからあたしは時間がくるまでおとなしくする事にした。



しばらくするとお客は寝苦しいのかスーツの上着と靴下を脱いで放り投げた。



あたしはそれをひろってハンガーにかけてまたおなしくしていた。





< 24 / 370 >

この作品をシェア

pagetop