BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
もちろん、あたしのブーツじゃない。



そのブーツの主は中で喘いでる女のものに間違いないと思う。



あたしは扉をしめてマンションを出て行った。



どこか行く場所なんてないから寒い中ぶらぶらと歩くしかできない。




ハヤトが家に女を連れ込んでヤってるはずっと知ってた。



今日みたいな目に会うのは初めてじゃない。





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