BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
それなのにハヤトはお腹をさすりながら話しかけてきた。





「流れたかな?」


「知らない」




流れるも何も妊娠していないから。



それでもそんな言葉をはくハヤトを呪ってやりたくなった。






「何ヶ月だった?」


「もういいじゃない、赤ちゃんのことは」





そう言うとハヤトは黙ったままお腹を撫で続けた。






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