14歳の正しい生き方。




そんなこんなで、13歳の12月末。

あの電話番号交換掲示板からメールがきた。






『大阪住みの24歳こうきです。よかったらメールしない?』

久しぶりに投稿してから1通目のメールだった。






(久々メールしてみよっかなあ…。)

本当になんとなく、返事をしてみた。





『大阪って一緒ですね!どこら辺なんですか?』

『××だよ。宇実は?』

『××です、近いですね。』



などメールのやり取りを少しした後、電話をすることになって。

お風呂を出てから私から電話をかけた。





「遅くなってごめんなさい。誰かわかりますか?」

「ほんま遅いって。めっちゃまっとったんやで~」

「あはは、すいませんお風呂入ってて。」

「てか13歳やっけ?よう24歳にメール返したなぁ」

「なんとなく、です。なんて呼べばいいですか?」

「敬語いらんで。本名は、本藤こうきやで」

「ぢゃあ本藤さんで。」

「なんでなよ~」




しばらく話していたら、方言があるのに気づいて、

「どこの人なの?」って聞いたら
「岡山が地元。大阪きて1年してないねん」って言っていた。







岡山の方言は、自分的には落ち着くもので。

次第に眠くなっていった。

そこで本藤さんは

「今から会えへん?」と言ってきた。




今の時間は夜中2時。

親も寝ていたので、抜けだして近くの公園で会うことにした。
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