ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
その味に、あたしはエイトの目を見る。
「覚えてる?」そう言うように、エイトは目を細めた。
卒業式にエイトがくれたキャラメルの味。
そしてあたしを抱き寄せる腕に力が入り、二人の距離はより近づく。
唇が離れて、エイトはにっこりと微笑んだ。
それはもう満面の笑みで。
あの頃の、あの卒業式の日のエイトみたく。
YESの答えの代わりに、あたしからエイトの唇に自分のそれを重ねる。
背伸びしても到底届かないその身長差。
エイトが猫背になって、あたしの唇を迎え入れる。