ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
21章 未来
タクシーで数分のエイトのマンション。
「こんないいとこ住んでるんだ」
「会社が用意してくれたんだけど、一人じゃ広すぎるよね」
言いながら、エイトはあたしを部屋に招きいれた。
エイトの部屋のソファーに腰掛ける。
確かに広い部屋。
でも家具はほとんど必要最低限しかない。
それがエイトは出向できているだけだから、元々すぐ帰るつもりだと分かって切ない。