ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
「でもこれは仕事だよ」
あたしはそっけなく答える。
変な気持たせたくない。
お客さんと恋に落ちないのはあたしのルールだから、そういう線引き大事だし。
エイトは、ふーんと残念そうに口元を拭った。
「でも昼も夜も働く頑張り屋さんだしさ」
そう言いながら、エイトの指はあたしの口元ににイチゴを一つを運んでくる。
「あーん」
ぱくり。
怪訝な顔をしつつも、あたしはその苺を頬張る。