悲しみの連鎖
−第十章− 〜モノトーンの心、虹色蝶々〜
一瞬にして
目標が消えた…
今まで
頑張れたのは
会いたかったから
気持ちを
伝えたかったから
なのになぜ?
果たせたはずなのに
この満たされない
気持ちは
なんなのだろう…
わからぬまま
月日は過ぎていく
時間が解決してくれる
わけもなかった…
まだ毎日を
毎日
同じことの繰り返し
そんな日々
まるで周りが
全て
モノトーンのように
心から
色がなくなってしまった…