悲しみの連鎖
「ただなんなの?」
「俺は、亜紀を忘れた日はない!亜紀が好きだから」
「何を言ってるの?真紀をなんだと思ってるの?」
「亜紀、どうしてわかってくれないんだよ…こんなに思ってるのに…会いにも来て、俺のことをちゃんと見てくれよ!親父ぬきで」
「だからって何でもしていいわけにはならない!真紀を傷つける人を私は許さない」
ガタン
何かが落ちる音がした
「何なの…その話」
「真紀…あっあのねっ」