恋の詩


【永遠の人】



夜明けの霧雨に濡れながら


二人は最後のキスを交わした


貴方は大きく手を振り微笑む


その笑顔が胸に突き刺さる


あれ程愛し合った二人にも


別離は突然にもやって来た


張り裂けそうな私の心身を


霧雨が優しく包み込んでいく


永遠に忘れない


貴方の声・香り・温もりを


永遠に忘れない


愛し合ったアツイ夏の日を



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