☆永久の愛を君に☆

「…さやか?」



あたしはたまらず2人に駆け寄っていた。



「さっ…さわらないで!じんたにさわらないでっ…」



「えっ?…さやか!」



「…さっ…わら…ないで…よう…うっく…じん…たは…あたし…のっ…うっく」



「さやかっ!どうした?」



じんたがさやかに近づく。



「じんたっ…はっ…あたしのなんだからぁ…うわぁぁん」



「さやか…」



子供みたいに泣きじゃくるさやかを、ぼくはぎゅっと抱き締めた。
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