約束の日
「…!」

男は目を大きく見開くと、忘れないうちに書いてしまえとばかりに、急いで最後の一文を書き留めた。

「出来たー!」

ペンを置き、大きく伸びをする。

肩が酷く凝っている。

全身の緊張を解しながら時計を確認すると、


約束の時間まで10分を切っていた。

「ちっ…随分時間取られたな…」

男は女の元へ行く準備を整えた。

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