クリスティアナ
しばらくはまっすぐな道だった。



キースが先頭に立って草を邪魔にならないように分けて進んでいる。



剣は俺を助ける為に落としたらしい。



探してみたが、見つからなかった。



俺は申し訳なく思った。



奴の剣は宝石が装飾されていて高価なものだったからだ。



見ていろと言われたのに、それが出来ずこんな目に合わせてしまった。



そんな俺をキースは責める言葉はなかった。



良いやつなんだろうな……。



しかし、あんなに高い所から……城で例えたら一番上から地面までだぞ?



もしかして背中に羽があるのか?



俺はキースの背中を歩きながらじっと見つめた。



キースが突然止まった。



その途端、俺はキースの背中に顔をぶつけた。



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