ミルクティー
玄関のチャイムが鳴る。




開ければそこには…

『急いできました』

と言わんばかりの状態の雛那ちゃんがいる。



服は制服のまま。
着替えてくればいいのに。


全く…





せっかく早く来てもらったんだけど肝心の陸が来ていない。


それに俺もレポートが間に合ってない。


けど雛那ちゃんは

「待っている」

と言った。




たぶん何も無いこの部屋で1人はつまらないと思い俺は急いでレポートを終わらした。



リビングへ行くと…



あれ?居ない



そしてゆっくりソファーに近づくと………


そこには気持ち良さそうに寝ている雛那ちゃんがいる。




こんなところで寝て…

風邪ひいたりしたらどうするんだか…



俺は自分の部屋から布団を持ってきてかけてあげた。


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