ミルクティー
自分の部屋に戻った私は急いで携帯を取り出してメールをした。


To 海斗 
  陸

sub
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今日はありがとうございました。
とても楽しかったです。

休み明けは絶対2人の事見つけます☆
それではおやすみなさい。

雛那
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送信―――――


帰る時にアドレスを交換した。


窓から隣を見たら…

2人がこっちに向かって手を振っていた。


私も2人に振り返して部屋のカーテンを閉めた。


お父さんが呼びにきた。

ご飯が出来たみたい。

今日は久しぶりにお父さんと一緒にご飯を食べた。


「お父さん最近どう?
仕事大変?」


「まぁな、新しいプロジェクトが始りそうで一段と忙しくなる」


「そっか…
大変だね」


「けどやりがいはある」


「…」


「雛那はどうだ。
学校は楽しいか?」


「楽しいよ。
休み明けに大学から先輩が来て講演会をしてくれるんだって」


「懐かしいな。
あれはいいぞ。
お父さんも色々な先輩たちの講演会を聞いて今があるからな」


「ふ~ん」


「雛那は自分の歩みたい道を歩みなさい。
お兄ちゃんみたいに」


「うん」


「じゃぁお父さんはこれからまた会社に戻るけど後よろしくな」


「わかった。
いってらっしゃい」



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