キミを想うトキ

名前


「しかし熱心だねぇ飴男くん。」




退屈な授業を終えたあたしと千絵

自分達のクラスへと再び足を運ぶ



「飴男じゃなくて飴玉男。雨男じゃあるまいし。」

「どっちでもいーじゃん。(笑)」


いや、それは譲れないよ千絵ぴょん。



そんな話をしていたせいか
窓の外には灰色の雲



「ほら、千絵がそんな事言うから雨降るよ。」

「あたしのせいじゃないし~。」


そう言ってスルリとあたしの前を通り抜けて女子トイレへと入る千絵

仕方ないのであたしも付いて行った



さっきまで晴れてたのにな。
あ、傘持って来てないや。



鏡に映る自分と心の中でお喋り



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