いつも隣にイケメン君
うーん。どこ行こうか?
そういえば、梓の行きたいところ、行ってないよね。
「次は、梓の行きたいところに行こ?さっきは私の行きたいところに行ったし。」
「は、俺の行きたいとこ?んー、特にねーんだけどなぁ…」
梓は眉をひそめて考えている。
この人には、『欲』ってものがないんだろうか?
「特にねーし、ここで休んどこうぜ。」
休むって、
ウォータースライダー以外何もしてないから、別に疲れてないんだけど。
まぁ、いっか。
あ、もしかして…
これって、チャンス?
梓はパラソルの下に座った。
「寿花も座れば?」
「うん。」
そして、梓の隣にちょこんと座った。
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