俺様なあいつ

1章 不運のはぢまり

～ココアSIDE～
「ふぁー。」

まだ寝たりん。って思ってまたベッドのなかに入ろうとすると...うちのママ下から
「ココアー（怒）今日入学式でしょー。」

「・・・。」
やっばい完璧に忘れてたぁ(汗)

とにかくBダッシュでき
がえなきゃ。

「いってきまぁす！」
我ながらほんっと女の子らしくないよなぁ（泣）パン片手にチャリって。
ん？前にチャリ。ってブレーキきかない。これはココアちゃん最大のピンチ！

って思ってるのもつかの間ガッチャーン！！！

「キャー」
うちは衝撃でとばされ地面にたたきつけられた。奇跡的に意識はあるけど体が動かん。

「おいっ！大丈夫か？」
大丈夫だったら体動かしてるんですけどね...。

「大丈夫じゃない」

「はぁ？」
はぁ？だと怪我人にたいするたいどじゃない。
何様のつもりだよ（怒）
「ねぇ。いつまで寝ころんでるき？」
うちだって寝ころびたくて寝ころんでるわけじゃないんだけど...。

「えっとぉうち体動かせないんですけど・・・」
「根性で動かせ。」
はい？うちの聞き間違いだよね(笑)

「今根性で動かせって言いました？」

「あぁ。言ったけど」
ありえんやろ。怪我人には優しくするのが普通じゃないの？

「あんたねぇ。おんぶとかして運