嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 「瑠以のヤツ…ここまで汚ないことするとは…許せねえ!!」


 祐斗もキレていた。


 「……!?」


 祐斗の胸元のポケットのケータイが鳴った。


 私たちの背を向けて、祐斗はケータイに出た。


 「ホントかぁ~!!!?は、葉月!!?」


 相手は葉月さんらしい…。


 祐斗の手からスルリとケータイが落ちた。


 「母さんが……!?危篤?……」


 祐斗の顔が……曇ってゆく。

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