夏Loveめーる
☆第六章☆

・・・叶わない

「う~さ~くぅ~ん?」



「校門で待ってても来なかったから来ちゃた♪」



げ………

愛雪ちゃんきちゃったよ…



『ぢゃあ、あたしはこれで…』


あたしは教室から出ようとした。




「おい!」



「うさくん?」



『あたしに……構わないで』


あたしはうさぎにそう吐き捨てて教室を出た。

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