あの日の君と今の僕。
第2章 出逢い








高校入学して俺達は岡田と尾田だから席が前後で
他にも友達もそこそこ出来てやっと慣れた
1週間後の昼休み俺は秀明に突然こんな質問をされた


『なあ、湊?』


「ん?」


『お前、可愛いって思ってる子いねーの?』


「はあ?(笑)」


こいつはいきなり何を言い出すんだ?!と思った。

だって、入学してからそんなこと
考えたこともなかったから…


『俺さ、窓側の1番後ろに座ってる渡辺美咲がタイプなんだよな~』


渡辺美咲?誰だそれ?
俺は入学してから慣れない高校生活で
いっぱいで女を見てる暇がなかった

ふと、その席に目をやったが
彼女はいなかった


「ふーん。」


『何だよ、その適当な返事は(笑)お前も俺に置いていかれる前に好きな奴の1人くらい見つけとけよ~』


「何で俺がお前に置いてかれるんだよ!俺がお前を置いてくから大丈夫(笑)」




そんなアホみたいな会話したら
チャイムが鳴って教室に次々と生徒が戻ってきた




その中に1人だけ俺の心を奪う女がいた

どこに座るのかずっと見てたら
窓側の1番後ろの席に座った



渡辺美咲だ。




俺は彼女から目が離せなかった





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