【詩リレー集】溜まった書留

『極夜』





ああ、此処が俺の終着点
太陽の居ない地で、俺は何に縋ればいい?
携帯も意味を為さないこの地で
手にあるのは小さなランプ

揺らめく光のぬくもりじゃ
この手すら、冷えたまま

閉じていた目を開けた
何も見えない
俺の右手を握り締める小さな掌を探したけど見つからない

失ったのだと、身に染みた
昇らない太陽と同じ




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