転校生
1、転校生
いつもと変わらず私は1番後ろの席。
変わることのない景色。
1つだけ、1つだけちがうのわ私のクラスに転校生が来ただけ。
「ちーす。東京から越してきました、三上 天空です。」
「三上おまえは黒崎の隣だ」
はー。こんなヤンキーみたいな人が隣?
「ねえ黒崎さん。今オレの事ヤンキーみたいって思ったでしょ?」
「はい。」
やべこいつ超能力者かなんか?
「あ、今オレの事超能力者かなんかって思ったでしょ?」
「はい。」
ぶっ、ぶはははは。
は?こいつほんとに何者?
「黒崎さん」
「杏菜でいいよ」
どきっ。
え?今私こいつにどきっとした?
きのせい、気のせい。
「ねえ。教科書見せて?」
ガッコン。
「わっ。」
「ごめん、大丈夫?」
「おれ。杏菜のこと好きーーーーーー」
は?なんで大声?
「先生ー、保健室行って来ます。」
「それじゃー黒崎、いっしょに行ってやれ」

  保健室・・・
「先生、こいつ見てやってください。」
「こいつじゃない。天空だー」
「はいはい、先生よろしくおねがいっすー」
「熱はないみたいですが・・・」
「だって、オレどこも悪くないもん。」
「じゃあ教室帰るよ、天空。」
ぐすん、ぐすん
え、天空がないてる・・・
「私何か悪いこと言った?」
「ううん。杏菜が俺のこと天空っていってくれたから。」
天空、めっちゃ素直。
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