君、依存



 「…っ…龍」

 昨日龍と笑い合って
 歩いた帰り道を
 ひとりで歩く

 「……な…んで…っ」

 伸びる一つの影
 寂しい隣
 冷たい手
 聞こえない声


 龍はもう
 私を好きじゃないのかな…


 私はこんなにも好きなのに。


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