ただ、あなたが好きでした
0 ...決別
俺は小学生の時、アヤっていう同級生の

女の子に4年間くらい片想いをしてた。

多分その時は本当に好きだったし

小学生ってだけあって難しい恋愛とかじゃなかった。


小学校を卒業後、地元の中学に進学して

2年間は遊びに夢中だった。

いつのまにか片想いしてたのが無くなっていた。

やっぱし中2とかの時は馬鹿だから

調子に乗って煙草吸ったりしてさ。

そして3年生になった頃に

一人の女の子に出会った。

それはヤエって女の子。

見た瞬間に一目惚れ。あれはやばかった。

そのヤエは2つ歳が下でまだ12歳だった。

でも雰囲気とかがすべて大人だった。

最初のときはケータイも無くて、ただ遠くから

見つめる日々だった。

『また片想いの日々になってしまったのか。』

そう思っていました。

中3の9月ぐらいにケータイを買ってもらった。

ヤエはその時パソコンしかなく

それでも1ヶ月ちょっとかけて

何とかパソコンのアドレスを聞いた。

メールとかをしていて何とか付き合いたいな、

とか思いながら過ごしていて。

11月の始めくらいにヤエと一緒に

ヤエの家の近くまで歩きで帰ろかって約束をした。

それは嬉しくて嬉しくて




でもその恋は12月に終わった。

しかたないかなって思った。

2つ下だし、俺顔イマイチだし、そんなに性格も良くないし。

でもやっぱし忘れれなくて

卒業してしばらくするまで引きずっていた。


どうやら俺はなかなか好きだった人を

簡単に忘れれる性格じゃ無いらしい。

損な性格を持ってしまったなぁ。

今も思います。



< 1 / 9 >

この作品をシェア

pagetop