君とニャンにゃん☆
私には解っていた
お互いを嫌いになったのではない
お互いを思って選んだ別れ
まだ二人は愛し合っているのだ
「櫻庭」
「…ん??」
「私も……好きよ」
私には痛い
刹那に永遠を見ることが
どれだけ愚かなことか
人間は痛い程知っている
………
でも
彼を選ばないことは
彼を見ないことは
もうできなくなっていた
一日だけ
たった一日
彼との距離を感じただけで
こんなにも切なく
こんなにも悲しい
この先には何が待つのだろう