Honey Brown
ささっと着替えて、財布を持ち階段を下りる。
「あれ?安那ちゃんは?」
「あー、もう車ん中にいるみたい」
「そっか!ありがと!じゃぁ、いってきまーす」
「いってらっしゃーい」
お姉ちゃんも何かいるかな。
あ、そうだ。
お姉ちゃんはコーヒー牛乳好きだから買ってってあげよっと。
「あ、りいりい!準備できた?」
「うん!」
安那ちゃんの車に乗り込み、メールを確認する。
あ、まだ来てないや。
やっぱまだ寝てるのかな。
「では出発しまーす」
腕を「おー」とあげると、車が走り出した。