Honey Brown
ぷりぷりしながらドアの方を見ると、朝のハニーブラウン……新井くんがいた。
「わお、人気者のお出ましだわ」
「新井くんって人気者なの?」
「そりゃぁ、もうすごいわよ。男女共に人気だからね」
すごいなぁ。
新井くんの周りには確かに男女問わずいっぱい人がいる。
まだ来たばっかだっていうのにねー。
もちろん中心は新井くんと…あともう1人いる。
「ねぇねぇ、あのもう1人の人は誰?」
「あぁー、新井くん同様、人気者な崎本くんよ」
優里は嫌味ったらしく言った。
「へぇ…」
”類は友呼ぶ”って言うし、人気者周りには人気者が集まるんだなぁ。
「あ、そろそろ席戻るねー」
「じゃ」と、片手をあげて言うと、優里は自分の席へ戻っていった。