Honey Brown
「理衣奈ー…あんた、初日からあれはないでしょー」
優里が呆れた顔をしながら近づいてきた。
「うっ、優里ぃいいぃい!」
優里に飛びついた。
いや、抱きついた。
「はいはい」
優里がよしよし、と頭をなでてくれた。
うー、心地いい…
「安田さん!ちょっといい?」
「あ、はい!」
わーおー先生に呼ばれちゃったよー
「いってきます、優里しゃん…」
「ぷっ、いってらっしゃい」
俯きながら、のそのそと先生の元へ向かった。