恋人は主治医

寝顔





起きたら朝になってた


手のところがあたたかい



優くんずっと居てくれたんだ

それに寝てるし



そう言えば私につきっきりでちゃんと寝てるのかな




最近疲れた顔してるし






てか寝顔…可愛い




いつも心配してる顔ばっかりだから寝てる顔は新鮮な気がする





今は起こさないでそっとしておこう




頭をゆっくり撫でた


髪の毛柔らかい





いい夢見てると良いなぁ





暫く頭を撫でてると目がピクっとなって

優くんが飛び起きた





「ごめん俺寝ちゃってた

体大丈夫か」




「もーう

私の心配ばっかりしないで
自分の体の心配もしてよ

ずっと寝れてないでしょ?」




「俺は自分より心優のほうが大事だし最優先

それに寝てないわけではない」




「私は優くんのほうが大事なの」




「分かったよ

じゃあ少しは自分の事気にするよ


それより熱計ってくれないか」



体温計を渡してきた


体温ばっかり計らせられてるような



結局私の心配じゃん










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