終わらない歌を歌おう
第二章

暖かい時間

 あれからあたしは毎日の様に保健室に遊びに行った。

 先生との会話が楽しくてたまんない。

 授業とかいらないと思う。

 ・・・いかんいかん。

 そんな事言ってたらただのバカだ。

 んも~おバカさん。

 ・・・なに一人でやってんだろ寝よ。

\\

「・・・れは・・・呉羽。・・・」

「うん?・・・」

 ばあちゃんの声がする。

「ばあ・・ちゃん・・・何?・・・眠い・・・」

 また寝ようとするあたしにばあちゃんは怒りMAX。

「いい加減にしなさい呉羽。あんた今何時だと思ってんの!」

 ばっと、あたしに時計を見せる。

「何時って、8時じゃん。え?・・・8時?・・・」

「そう8時」

「きゃあああああ。何で起こしてくれなかったの?」

 ベットから飛び起きて着替えながら愚痴る。

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