SECRET♥LOVE アイドルとの恋 ~俺様彼氏は女子高生~ ★番外編SAKU&TAKU公開開始★

消灯時間になっても、真中さんは帰ってこない。


ドキドキとハラハラでわたしの心臓は鼓動を速めて行く……


お願い早く帰って来て…



廊下の方から足音が聞こえてくる。



わたしは手を組んで神様に祈った!!



どうかバレマセンように……



〝トントン〟


ドアをノックされて扉が開く。


 「102号室、神崎さん…『はい。』」


 「真中さん……真中さん??」


 「先生、真中さん疲れていたみたいでもう寝てるみたいです。」


 「あらっそうなの……。それなら神崎さんおやすみなさい 」


 「おやすみなさい。 先生…」


真っ暗な部屋、先生が照らした懐中電灯が真中さんのベットを照らし出す。



ドキドキとわたしの心臓の音は高鳴って、静かな部屋ではその音も先生まで聞こえそう。


 〝神様~〟


なんて願ってみるけど、神様だって困るよねこんなお願い。



懐中電灯の灯りが真中さんのベットからそっと離れて先生が部屋を出て行った。



「ハァ~」


安心したのと同時に深いため息がこぼれおちた……








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