秘密の恋 〜その果てにあるもの〜下
毎朝の事だから、10分早く起きたらいいのに、私はいつもギリギリに家を出て慌てて会社に向かう。



〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪



車に乗り込んだ途端に携帯が鳴った。



『リサコちゃ〜ん、チビ太の相手ばっかしてたら遅刻するぞ、たまには朝から俺の相手もして(笑)』




To.勇気




クスッと笑って携帯を閉じる。


「運転中ですから」


独り言を言いながら会社に向かった。



これが私の毎朝恒例の習慣。





私ね名前はリサコ。



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