悲しみ男盛り。
岸井は考えていた。

街を守る為には何をすればいいか。

背中に背負った代紋(エンブレム)。


この街守るには俺一人じゃむりだ。


あまりにも無くしたものは大きい。




仲間だ。


心から信頼できるたくさんの仲間をつくらなければ。









ぽつぽつと雨が降り始めた。


岸井の横で猫が聞いていた。
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