天使の悪魔



「えっ、何……」

何で?って聞こうとしたけど、さすがにずうずうしいからやめといた。


「あー、眠い。」

千葉さんはそう言って、大きな欠伸をした。

なんだか眠気がこっちまで移ってきそう…(さっき寝たけど)


「寝たらどうですか?」

ちょっと顔を覗き込んでみて聞いてみる。


「ん?何、お前が添い寝すんの?」

そう言った千葉さんは、ニヤっといやらしそうに笑った。


え?

添い寝でしょ?

別に、ねぇ?


「いいですよ…?」

何を考えているんだろう?とゆう感じの視線を彼に送りながら言ってみる。



「はっ、マジ?!」

ベッドに俯いてもたれてた千葉さんが急にガバッと起き上がった。

「はっ?!何ですか急に?!」


ビビックリしたぁ~!!

私心臓悪いんだよ!!←嘘


「…マジで言ってんの?添い寝?」

みるみる近づいてくる美顔

な、何?!


< 36 / 50 >

この作品をシェア

pagetop