あたしの恋


宿に向かうバスの中は
みんな爆睡だった。


そんな中あたしと
まなみと優夜と志音だけは
目が冴えていた。


「さやきてよ。」


優夜が振り向く。


「まなみの隣がいい。」


恥ずかしくてあたしは
冷たくはなした。


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