あたしの恋

てがみ



学校に着いたのは
遅刻ギリギリの時間だった。


体育館の横を通ると
朝練を終えた部員が
ちらほらでてくる。


「さや‥?」


あたしを呼んだのは
まなみだった。


「心配したよ‥」


あたしの頭を撫でて
ぎゅっと抱き締めた。


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