恋愛温度、上昇中!
思わず怪訝な顔をしたあたしに彰俊はクスっと笑う。
「純粋に紗織ちゃんに会いたかっただけ。祥子ちゃんは関係ない」
その視線が、彰俊からは感じた事がないくらい、大人びていて、そのくせ純粋な位曇りがなくて、戸惑う。
「そう」
うまい切り返しなんて知らない。大体彰俊の真意がさっぱり計り知れない。
「大体、あたしに会いたいなんて、結婚するんでしょ?」
「うん。するけど?」
「よくないじゃない」
二人っきりなんて。
あたしがそう言うと彰俊は一瞬驚いた顔をしてから、ふはっと笑った。