恋愛温度、上昇中!
関谷に掴まれた腕はあんなに力強かったのに、あっさりとあたしを解放する。あたしはその瞳を、表情を見ないように俯く。
答えを出したのはあたしなのに、この湧き上がる痛みに立っていられない。関谷の声が耳から離れない。
言ったそばから後悔した、なんて認めたくない。
あたし、今最強にカッコ悪い。
関谷を背にしたら、
もう振り返えらずに真っ直ぐ前をむこう。まるで、何事もなかったかのように装ってやろう。あたしなら、きっとそれが出来るから、
カツンとヒールの鳴る音が響く。
掴まれていた腕はまだジンジンとしていて、あたしはその表情を見ないまま、離れて、