恋愛温度、上昇中!


マチちゃんとのお喋りも出社してくる人が増えるに従い自然に終わって、私はいくつかのデザインを眺める。


いくら悩んでも、いくら色んな下着を見ても、『大人の余裕』なんてやっぱり分からない。いつも私が書いてるデザインでいいなら苦労はしない。だけど、それじゃ駄目なんだと言う言葉が頭を揺れる。


じゃーどうしたらいいというの。


『すっごく上手かったんですよ』


マチちゃんの言葉が頭に回る。
同時に唇に巡る、熱。
上手いとかそんな次元じゃない。触れるだけの感触が、よっぽど、焦れったい。
ああ、もう。
私は思わず鉛筆を持つ手に力を入れた。
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