今日も地球の上では☆2
この日以来、人目をはばからずに、この人は私への気持ちを公言するようになった。



私、それまでこの人に告白すらされていないのに……いきなり『運命の人』なんて決めつけられても……。



そもそも、私には……恋愛や結婚に、夢も希望も無い。

ううん。

むしろ、『絶対する気が無い』と言った方が正解。



なのに。



私が子供の頃に心の奥底に閉まった『パンドラの箱』を、この人が開けてしまいそうで……怖い。

だから、苦手で距離を置こうとするんだけど……。



でも。

どうしても気になって、この人から完全に離れる事が出来ない。





ねぇ、純さん。

あなたは、本当に私を心の闇から救ってくれるの?


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