─侵食─悪魔のような男

隣で眠る劉兒の顔を見ながら頬を赤く染める。



「…睫毛長い…綺麗な顔…」



まじまじと劉兒の顔を眺めていた。



この人に抱かれたんだ…もう後戻り出来ないなどうしよう…



ユウリは流された感情に少し戸惑っていた。



「…俺の顔に何かついてる?」



片目を開け突然話しだした劉兒に、ユウリは驚く。



「わっ!おっ起きてたのー」



ユウリはガバッと半身を起こした。
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