─侵食─悪魔のような男

「綺麗だな…」



「うんっ…」



一也と咲は美しいユウリに見とれていた。



あの輝きは劉兒が放たせている…



咲はそう思うと悔しかったが、ユウリが選んだんだから間違いないんだ…そう思う事にした。



†††††
†††



誓いの言葉を言い、指輪を交換して、口づけを交わす。



「アイツも人の子だったんだな…」



幸せそうに微笑みあう2人を見て、暢は呟き微笑む。



そしてフラワーシャワーの花びらを掴み、劉兒に思い切り投げつけた。
< 388 / 434 >

この作品をシェア

pagetop