─侵食─悪魔のような男

「早くでてこい俺の分身!」



「気が早いよ…出来てないかもよ?」



「いやっ俺にはわかる…絶対に出来てる」



自信満々の劉兒を、ユウリは"はいはい"とあしらった。



「おっと…ご褒美忘れるとこだったな…」



「へっ?…やっ…ちょっ…と…んっ…ふっ…」



劉兒はユウリの唇を塞ぎ深く口づけた。



ユウリはそれだけで快感を得ていた。



「ふっ…可愛い奴」



唇をなぞり妖艶な瞳で見つめる。
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